下町銭湯を侮るな。期待以上だった神動線サウナ

東京都江東区、清澄白河・森下エリアにある「深川温泉 常盤湯」。
正直に言う。
行く前は少し油断していた。
「下町の銭湯サウナでしょ?」
「まあ、ほどよく温まれればいいかな」
そんな気持ちで暖簾をくぐった。
ところがどっこい。
リニューアルされた館内はかなり綺麗。
サウナはオートロウリュとオートブロワーで普通に強い。
水風呂は14℃でしゃっきり。
外気浴は初夏の風と新緑。
そして、サウナ、水風呂、外気浴の動線が美しすぎる。
これは事件である。
下町銭湯サウナを侮ってはいけない。
常盤湯、期待以上だった。
常盤湯の基本情報
| 施設名 | 深川温泉 常盤湯 |
|---|---|
| 住所 | 東京都江東区常盤2-3-8 |
| アクセス | 都営大江戸線「森下駅」A7出口から徒歩5分/「清澄白河駅」A1出口から徒歩6分 |
| 営業時間 | 12:00〜24:30(最終受付24:00) |
| 定休日 | 木曜日 |
| 入浴料金 | 大人550円、中学生450円、小学生200円 |
| サウナ料金 | 平日:男性+500円、女性+400円/土日祝:男性+600円、女性+450円 |
| 主な設備 | 天然温泉、高濃度炭酸風呂、シルキー風呂、寝風呂、水風呂、サウナ、露天風呂(男湯のみ) |
※料金・営業時間・設備は公式サイト確認時点の情報です。訪問前に最新情報を確認してください。
第一印象:リニューアル後の綺麗さにまず驚く
常盤湯は、外観からしてしっかり下町銭湯の風格がある。
宮造りの建物。
暖簾。
住宅街の中にある、昔から地元に愛されてきた空気。
この時点ではまだ、私は「懐かしさを楽しむ銭湯」だと思っていた。
しかし中に入ると、印象が変わる。
綺麗。
かなり綺麗。
公式サイトによると、常盤湯は江東区で80年の歴史を持ち、2023年3月に「深川温泉 常盤湯」として全面リニューアルしたとのこと。
なるほど。
歴史は残しながら、中身はちゃんと今のサウナ好きにも刺さるように作られている。
この時点で、少し背筋が伸びた。
銭湯サウナだからと油断していた自分、反省である。
サウナ:92℃、オートロウリュ+ブロワーで普通にやられる

サウナ室は92℃。
数字だけ見ると、ものすごい高温というわけではない。
しかし常盤湯のサウナは、オートロウリュとオートブロワーがある。
これが強い。
公式サイトにも、男性サウナは遠赤外線ヒーターとオートロウリュ式で、20分毎のアウフグースがあると書かれている。
私が利用した時は、00分、20分、40分あたりで来ているように感じた。
ただし、これは体感なので断定はしない。
でも、20分ごとに来る熱のイベントとして考えると、かなり満足度が高い。
ロウリュが始まり、ブロワーが動き出す。
最初は「お、来た来た」くらい。
しかし時間が経つにつれて、熱がじわじわ上から落ちてくる。
そして気づく。
あれ、これ長くない?
体感で約5分。
下町銭湯サウナの顔をしているのに、普通に攻めてくる。
これはありがたい。
いや、ありがたいけど熱い。
銭湯サウナだからと油断すると、しっかり汗を持っていかれる。
かなり好みだった。
下町銭湯サウナランキングを作るなら、1位候補に入るレベル。
水風呂:14℃でしゃっきり。サウナとの相性が良すぎる

サウナでしっかり熱を入れたあと、水風呂へ。
この日の水風呂は14℃。
入った瞬間、しゃっきり冷える。
ぬるくない。
ちゃんと冷たい。
でも痛すぎる感じではない。
サウナの熱さとの相性が非常に良い。
オートロウリュとブロワーで熱を浴びる。
水風呂で一気に締める。
この落差が気持ちいい。
理学療法士主任としては、疲れている時ほど「温冷の切り替え」で頭が一回リセットされる感覚がある。
もちろん無理は禁物。
でも、この日は完全に体が求めていた。
なんだこれ。
銭湯サウナの水風呂として、完成度が高すぎる。
外気浴:初夏の風と新緑で、仕事からログアウト

水風呂のあとは外気浴。
今回の常盤湯で一番「来てよかった」と思ったのは、ここかもしれない。
初夏の空気。
少し湿った風。
視界に入る新緑。
サウナで熱くなり、水風呂で冷えた体に、外の空気がすっと入ってくる。
完全にぼーっとする。
仕事のことが、頭から一回消える。
会議。
シフト。
書類。
上司。
全部ログアウト。
気づいたら、ただ座っていた。
こういう時間が必要なんだよな。
リカバリーって、特別なことだけじゃない。
何もしない時間をちゃんと作ること。
体だけじゃなく、脳みそを休ませること。
常盤湯の外気浴は、それを自然にやらせてくれる。
動線:サウナ、水風呂、外気浴が近い。これは神動線

常盤湯で特に感動したのが動線。
サウナ。
すぐ隣に水風呂。
そしてすぐ外気浴。
この流れが美しい。
移動に迷わない。
体が自然に次の行動へ進む。
サウナを出たら水風呂。
水風呂を出たら外気浴。
外気浴で回復したら、またサウナ。
何セットでも回したくなる。
ここで主任の悪い癖が出た。
「人を動かす導線って、こういうことなんだな」
施設内を歩きながら、そんなことを考えてしまった。
組織運営も同じだと思う。
人を無理やり動かすのではなく、自然と動きたくなる導線を作る。
次に何をすればいいか迷わない。
やった方が気持ちいい流れになっている。
常盤湯のサウナ動線は、まさにそれだった。
サウナに入りに来たのに、少し管理職として学んでしまった。
休め、シュニンニン。
微妙だったこと:オートロウリュの時間案内は見つけられなかった

かなり満足度は高かったが、ひとつだけ気になったことがある。
オートロウリュの時間案内を、私は見つけられなかった。
利用した感じでは、00分、20分、40分の1時間3回っぽい。
ただし、これはあくまで私の体感。
公式サイトでは「20分毎」と案内されているので、そこまで分かれば十分ではある。
ただ、初めて行く人としては「次いつ来るのか」が見えると、さらに入りやすい。
熱波を受ける準備ができる。
心のタオルを締め直せる。
それくらい、オートロウリュ+ブロワーがしっかり強かった。
事件:完全に仕事からログアウトした5分後、上司から電話
外気浴で完全にととのった。
脳みそはログアウト。
体も軽い。
「よし、帰ろう」
そう思って常盤湯を出た。
下町の空気を吸いながら、良いサウナだったなと余韻に浸る。
期待以上だった。
下町銭湯サウナ、見直した。
今日は完全に勝ちだ。
そう思った帰り道。
スマホが鳴る。
画面を見る。
上司。
……なんだこれ。
一瞬で仕事モードに戻る。
さっきまで新緑を見ながらログアウトしていた脳みそが、強制再起動。
サウナでは整った。
社会人としては、整いきれなかった。
まぁ人生ってそういうもんだよね。
常盤湯はこんな人におすすめ
| おすすめしたい人 | 理由 |
|---|---|
| 江東区・清澄白河・森下エリアでサウナを探している人 | 駅から歩きやすく、銭湯とは思えないサウナ満足度がある |
| 下町銭湯サウナが好きな人 | 歴史ある外観とリニューアル後の綺麗さを両方楽しめる |
| オートロウリュ好き | 20分毎の熱波がしっかり強い |
| 外気浴重視の人 | 初夏の風と新緑を感じながらぼーっとできる |
| 神動線サウナを求める人 | サウナ、水風呂、外気浴の流れがかなりスムーズ |
シュニンニン・サウナスコア
深川温泉 常盤湯|シュニンニン・サウナスコア
92℃にオートロウリュ+ブロワー。銭湯サウナだと思って油断すると普通にやられる。
この日は14℃。熱波後の体をしゃっきり冷やしてくれる、相性の良い水風呂。
初夏の風と新緑で完全にぼーっとできた。仕事からログアウトするには十分すぎる。
サウナ、水風呂、外気浴がスムーズ。何セットでも回したくなる神動線。
「銭湯サウナだから」という油断をきれいに裏切ってくる完成度。これは見直す。
まとめ:常盤湯は期待以上。下町銭湯サウナを侮ってはいけない

常盤湯は、期待以上だった。
リニューアルされていて綺麗。
サウナはオートロウリュとブロワーでしっかり熱い。
水風呂はしゃっきり冷える。
外気浴は初夏の空気と新緑が気持ちいい。
そして何より、動線が良い。
サウナ、水風呂、外気浴。
この流れが自然に回る。
下町銭湯サウナとは思えない完成度だった。
また来るか?
もちろんYES。
理由はシンプル。
期待以上だったから。
ただし、帰り道に上司から電話が来る可能性までは、常盤湯でも防げない。
まぁ人生ってそういうもんだよね。

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