「重要だけど緊急じゃないこと」こそが、管理職の勝負所
〜サウナで第2領域を考える主任の日常〜
■ サウナで整う時間がくれる“思考の余白”
サウナで汗を流していると、なぜか不意に“仕事の本質”が見えてくる瞬間がある。
無心で蒸されているはずなのに、気付けば「チームのこれから」「職場の変化」――そんな第2領域(=重要だけど緊急じゃない課題)のことばかり考えている自分がいる。
サウナの熱と水風呂の冷たさで思考がリセットされ、もやもやしていた課題が一気に俯瞰できる“あの感じ”、クセになります。
管理職になって以降、日々の業務に押し流されがちだけど、本当に自分が動かしたい未来って、いつも「急がなくてもいい、でも大事なこと」に詰まっている。
■ 時間管理のマトリクス──“第2領域”が未来を変える
「時間管理のマトリクス」という言葉、ご存じですか?
『7つの習慣』で有名なフレームワークで、全ての仕事・活動を
重要/緊急の2軸で4つに分類する考え方です。
- 第1領域:重要で緊急なこと(例:クレーム・突発対応)
- 第2領域:重要だけど緊急じゃないこと(例:人材育成、仕組み作り、新規プロジェクト)
- 第3領域:緊急だけど重要じゃないこと(例:雑務・形式的な会議)
- 第4領域:重要でも緊急でもないこと(例:SNSだらだら)
管理職はどうしても第1領域(火消し系)に時間を奪われがち。でも、組織や自分の未来を変えるのは「第2領域への投資」なんだと、最近ひしひしと感じています。
■ サウナで“第2領域”が降ってくる理由
現場はイレギュラー対応だらけ。「またトラブルか…」で一日が終わることも多い。
そんな時、サウナで思考がゼロリセットされた瞬間に、意外と「次の一手」のヒントが降ってくる。
新しい仕組みのアイディア、後輩との関係づくり、組織のブランディング――全部“緊急ではない”が、後回しにし続けたら何も変わらない。
特に医療現場は「横並び」が常。
でも、“うちならでは”の強みや雰囲気を作るのが、管理職としての“腕の見せ所”。
休憩スペースでぼーっとした直後に、ふと「このアイデア、行けるかも?」と浮かんだメモが、案外大事だったりする。
■ “重要だが緊急でない”ことに取り組む勇気
第2領域の仕事は「今すぐ成果」が出ない。だから、つい後回しになりがち。
でも、これこそが“管理職クエストのラスボス”。誰も褒めてくれない、派手な成果も見えづらい。でも、積み重ねた人だけがチームの明日を作れる。
新規プロジェクトの準備、スタッフとの1on1、職場の雰囲気改善――どれも地味だけど、やった分だけ未来は変わる。
サウナで浮かんだ小さなアクションを、次の日こっそり実行してみる。「自分、ちゃんと進んでるな」と思えればそれでいい。
■ まとめ:サウナで整い、第2領域で“未来の管理職”に
サウナで休息、そして第2領域で未来への投資。どちらも本気でやるから、仕事も人生も変わる。
目先のトラブルだけじゃなく、“本当にやるべきこと”を見極める癖を、これからもサウナで磨いていきたい。
管理職無理ゲーでも、サウナと“地道な第2領域”で生き延びる!
今日も汗を流しつつ、明日は少しだけ未来のために行動してみようと思う。
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