【富士見湯レビュー】戸越銀座の都会派銭湯で“整いの頂”へ
— 管理職シュニンニン、出張ついでにうっかり登頂(ときどき遭難) —
■ 今日は研修→からの富士見湯
戸越銀座で研修。せっかくなので近場でサウナ検索…出てきたのが富士見湯。扉を開けると、コンクリート打ちっぱなし×間接照明×グリーン。
「え、ここ銭湯で合ってる?」と軽く混乱しつつ、もう来たからには整うしかない。
■ 基本情報(2025年時点の訪問メモ)
- 施設名:富士見湯(品川・戸越エリア)
- アクセス:東急大井町線「戸越公園」徒歩3分前後/都営浅草線「戸越」徒歩圏
- 営業時間・定休日:夕方〜深夜/週1休(店頭掲示で要確認)
- 料金目安:入浴520円+サウナ500円(合計約1,020円)
※都内銭湯基準で見ると十分良心的。この雰囲気と設備でこの価格はありがたい。 - 主な設備:高温サウナ(オートロウリュ)、水風呂、半屋外整いスペース、休憩ラウンジ
- 備考:タオル・サウナハットは持参推奨。混雑帯はロウリュ満席あり。
■ サウナ室|98〜100℃+20分おきロウリュ=“思考停止の高地トレ”
温度は98〜100℃。ストロング寄りだけど、20分おきのオートロウリュで湿度が程よく、肌に刺さらない“熱いのに心地いい”レンジをキープ。
そして奥にあるのが、噂の“富士登山”ゾーン(寝転びスペース)。横になった瞬間、脳が「頂上到達!」と宣言。
ただ、鏡に映る自分は登頂者というより力尽きた人。それもまた良し。
■ 水風呂|16〜17℃前後、長めにクールダウン可
体感16〜17℃。キンキン一歩手前の“ちょうどいい冷え”。
1分ほどで交感神経が落ち着き、2分で内側からスッと静かになる。
「ここが私の定位置かも」と思ったけど、水中で住民票は移せないので断念。
■ 半屋外の整い場|畳&インフィニティで“無職のポーズ”
ここ、特筆もの。畳ごろ寝とインフィニティチェアの二刀流。春の陽気とやわらかな風で、脳のBGMが白砂の波に切り替わる。
- 畳派:首だけ壁にもたれかける“ぐーたら姿勢”が最強。見た目はゼロやる気、中身はフル回復。
- インフィニティ派:「私は何もしていないが、確実に整っている」という哲学に到達。
■ 導線◎|熱→冷→無が“数十歩”で完結
サウナ室から水風呂、そして整い椅子・畳までの移動が短い。
熱で上がった鼓動が冷で落ち着き、無で整う——この三段活用が、ほぼワンフロアで完了するのは高得点。
■ まとめ|また来る?の問いに対する正直な答え
仕事で戸越方面に来るなら、間違いなく再訪。
雰囲気・設備・価格のバランスが良く、都内銭湯としてコスパはむしろ良心的。
そして何より、“富士登山”で倒れ込むシュール体験はここでしか味わえない。
ステッカーと缶バッジに手が伸びた時点で、私はすでに半分“住民”。
■ 総合評価(シュニンニン調べ)
- サウナ温度:★★★★★(98〜100℃/湿度バランス良)
- 水風呂:★★★★☆(16〜17℃で長めに入れる気持ちよさ)
- 整い環境:★★★★★(畳&インフィニティ/半屋外の風がずるい)
- コスパ:★★★★☆(この仕様で約1,020円=良心的)
- 唯一無二度:★★★★★(“富士登山”=倒れ込み整い)
結論:戸越界隈で「確実に整えたい」日に最適。
管理職の脳に効く、感覚全振りの都会派銭湯でした。
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