【改栄湯レビュー】下町銭湯サウナでほうじ茶ロウリュに包まれる午後
〜地方出身管理職の、下町サ活小旅行〜
■ 下町銭湯の神々しさ
地方出身の私シュニンニンにとって、住宅街に突如現れる銭湯は、もはや神社仏閣クラスの存在感。
木の引き戸を開けた瞬間、昭和と令和が手を組んだような空気が漂います。
今回おじゃましたのは東京都墨田区の改栄湯さん。
南千住駅から徒歩約10分、三ノ輪駅からだとわずか3分。
仕事終わりの小さな空き時間に、思わず立ち寄れる絶妙な立地です。
■ サウナ室レビュー|昭和ストロング+オートロウリュ
浴場に入るとまず驚いたのは圧倒的な清潔感。どうやら最近改装されたようで、木の香りも新鮮。
身体をささっと洗い、いざサウナ室へ。そこには90〜95℃の昭和ストロング系サウナが鎮座。
20分に一度のオートロウリュで湿度が程よくキープされ、肌に当たる熱気が優しい。
そして運良く遭遇したのが、スタッフさんによるほうじ茶ロウリュ。香ばしい香りに包まれながら、「あ、俺いま幸せだな」と思う瞬間でした。
■ 水風呂&外気浴|深め&“VIP整いラウンジ”
水風呂は15〜16℃、深さは約70cmほど。3人まで入れるサイズですが、この深さ──都会銭湯界ではかなりのレア物件。
頭までしっかり沈めれば、昨日の会議の記憶も、先週のプレゼンのスベり具合も、全部アーカイブ行き。
もう一度言います。これは、脳の全データを水冷する装置です。
外気浴スペースには専用の整い椅子が配置。風通しは完璧で、そよ風に当たればそこは“北海道の初夏”か“バリ島のヴィラ”か。
ただしコンパクト設計ゆえ混雑時には譲り合いが必須。下町銭湯の作法として楽しむのもまた一興。
■ サ活をスムーズにする工夫
試験導入中だったサウナ室空席情報のリアルタイム表示。
これが地味にありがたい。無駄な待ち時間ゼロでサ活に集中できます。
本導入されれば、さらに快適な銭湯ライフになる予感。
■ 下町サウナのお土産は「缶バッジ」
湯上がり後はフロントで物販をチェック。見つけてしまいました、キラ缶バッジ。250円。
ドラゴンボールカード世代にはグッとくる輝き。銭湯で整った直後に、こんなノスタルジー爆弾を落とされるとは…反則です。
■ まとめ|下町銭湯の完成形
改栄湯は、最新設備の快適さと、下町銭湯の距離感の近さを絶妙に融合させた場所。
コンパクトゆえの動線の良さもあり、サウナ→水風呂→外気浴の三角移動が驚くほどスムーズです。
「今日は1時間しかないけど整いたい」そんな管理職にもおすすめ。
次はほうじ茶ロウリュを狙って訪れたいですね。
■ 基本情報|改栄湯(2025年8月時点)
- 住所:東京都台東区根岸5-22-4
- アクセス:南千住駅 徒歩10分/三ノ輪駅 徒歩3分
- 営業時間:14:00〜24:00(月〜金)、12:00〜24:00(土日)
- 定休日:水曜日
- 料金:入浴料 550円、サウナ利用料 +700円(男性) / +500円(女性)
- 公式サイト:https://kaieiyu.com/
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