【学会とロウリュと私。】仙台遠征で“知”と“蒸”を浴びた話。
〜整いの先に見えた、システムの囚人からの脱獄路線〜
■ 訪問施設:サウナ&カプセル cure国分町
- 施設名: サウナ&カプセル cure国分町
- 住所: 宮城県仙台市青葉区国分町2-8-33
- 営業時間: 24時間営業(男性専用)
- アクセス: 地下鉄「勾当台公園駅」徒歩5分
- HP: http://cure-kokubuncho.jp/pc/
■ サウナレビュー
学会という知の熱波を受けたあとの、真夏日の仙台。
カンカン照りの中を歩いて、汗だくでチェックインした先が「cure国分町」。
この汗を無駄にしてはいけない…そう、これは“整いの前フリ”だったのだ。
高温サウナ(約95℃)は、もはや熱のモビルスーツ。オートロウリュはストーンを超えて魂まで濡らす。
ロウリュが「はい、刺激ほしかったんでしょ?」と問いかけてくるような音と熱。
一瞬で無心にさせる、これはもう“焙煎”に近い。
続く低温サウナ(約80℃)は、まるで“悟り”。照明は落ち着き、香草の香りが思考を撫でる。
ここではもう、他人のプレゼンのスライド構成を反省してる自分すら出てきて、整うというより内省。
水風呂は90cmとしっかり深く、しかも広い。16℃の表示だが、入り心地はまるで「初夏の知床」。
樽シャワーは少年心をくすぐる演出、無意味に3回浴びた。
整い椅子は豊富、寝転びスペースも完備。これだけで「あ、ココ信頼できる」と思ってしまう。
外気浴はないけど、もはや脳内は森林浴状態。
3セットこなした頃には、学会での疲労や“あの人の謎の質問”すらも浄化されていた。
■ 管理職として感じたこと 〜制度と蒸気〜
サウナで整いながら思い浮かぶのは、「組織運営」と「制度の限界」。
僕たちは「システムの囚人」になっていないか?
● 「システムの囚人」とは
制度やルール、仕組みの中で“本来の目的”を見失い、形式に支配されてしまっている状態。
例えば、回復期リハで「20分1単位」に縛られ、本当のニーズ介入が後回しになるような場面。
● なぜ囚人になるのか
- ⚖ 制度が細かすぎて、裁量や創造性が奪われる
- 💼 評価が“見えるもの(数字・書類)”ばかりになる
- 🔄 「前例踏襲」や「誤解を恐れて動けない」文化
- 📉 人間中心の視点が後回しになる
● 対処するには
- 🧠 「システムに使われる」から「システムを使う」へ意識を転換
- 📊 制度の目的を学び、柔軟に使える隙間を見つける
- 🤝 現場の声を吸い上げて改善提案につなげる
- 🌱 チームで「共通目的」に立ち返る習慣を作る
cure国分町の整い体験を通じて、「制度疲れした頭を蒸して溶かす」時間の大切さを再認識した。
人の心はフォーマット化できない。だからこそ、マニュアルと現場の“あいだ”に、熱と水と余白を持とう。
今回の遠征でも持って行きました。お気に入りサウナグッズ
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