【筑波高原キャンプ場レビュー】約100mの山道徒歩搬入。軽量化に失敗したタープ泊が最高だった話

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【筑波高原キャンプ場レビュー】約100mの山道徒歩搬入。軽量化に失敗したタープ泊が最高だった話

軽量化は失敗。でも、キャンプとしては大成功。筑波高原キャンプ場で、自分で荷物を運び、自分で張り、自分で夜を過ごした記録です。

最初に:2026年7月26日現在、筑波高原キャンプ場は再整備工事に伴い利用できません

この記事は、シュニンニンが2023年5月に筑波高原キャンプ場へ宿泊した体験をもとに書いています。

ただし、記事作成日時点である2026年7月26日現在、桜川市公式サイトでは、筑波高原キャンプ場は再整備工事に伴い、宿泊・日帰りともに利用できないと案内されています。キャンプ場敷地内も安全確保のため全面立入禁止です。

つまり、この記事は「今すぐ予約しよう」という記事ではありません。

再開後に行きたい人、過去の筑波高原キャンプ場の雰囲気を知りたい人、徒歩搬入キャンプやタープ泊に挑戦したい人へ向けた体験記です。

最新の営業状況、予約可否、料金、ルールは、必ず桜川市公式サイトで確認してください。

キャンプを楽しむシュニンニンのイラスト
今回は便利さよりも、自分でキャンプを成立させる面白さを味わう回です。

結論:軽量化は未達。満足度は満点

筑波高原キャンプ場で一番記憶に残っているのは、景色でも焚き火でもなく、最初の荷物運びだった。

今回利用した場所までは、駐車場から体感約100mの山道を荷物を持って登った。

100m。

数字だけなら短い。

でも、バックパックとキャンプ道具を背負った瞬間、話が変わる。

最小限にした。少なくとも、家を出るまではそう信じていた。

現地で背負った瞬間に分かった。

重い。

これは事件である。

ただ、苦労して荷物を運び、事前に練習してきたタープを張り、山の中に自分の寝床を完成させたときの達成感は格別だった。

便利ではない。だからこそ、ちゃんとキャンプをした気がする。

筑波高原キャンプ場の基本情報

以下は2026年7月26日時点で、桜川市公式サイト等を確認した情報です。現在は再整備工事に伴う閉鎖中のため、通常営業時の案内として整理しています。再開後は内容が変わる可能性があります。

項目 内容
正式名称 筑波高原キャンプ場。条例上は桜川市筑波高原キャンプ場と案内されています。
所在地 〒300-4412 茨城県桜川市真壁町羽鳥土俵場国有林
営業状況 2026年7月26日現在、再整備工事に伴い宿泊・日帰り利用不可。閉鎖期間は公式案内で令和7年9月1日から令和9年3月31日までとされています。
通常営業期間 公式サイトでは5月から9月。5月から7月14日までと9月は、利用開始日が金・土・日曜および祝日の場合のみ。7月15日から8月31日は無休と案内されています。
予約方法 桜川市公式のキャンプ場予約ページから予約。原則、利用日の3日前までに予約が必要と案内されています。
予約受付期間 予約ページでは、利用月2か月前の1日午前0時から予約可能、筑波高原キャンプ場は営業期間が5月から9月のため予約開始は3月1日からと案内されています。
宿泊料金 通常営業時の案内では、キャンプ宿泊は1人1泊500円。対象は大人・小人(小学生以上)、幼児(小学生未満)は無料。
チェックイン・チェックアウト キャンプ宿泊はチェックイン10:00から15:00、チェックアウト10:00。
サイトの種類 フリーテントサイト15組。テントを張る場所は予約できないと案内されています。
車の乗り入れ オートキャンプ場ではなく、自動車・バイク等のキャンプ場内への乗り入れ不可。
駐車場からの搬入 公式サイトでは、駐車場からテントサイトまで徒歩で坂道や階段を登ると案内されています。今回利用した場所までは、体感約100mの山道でした。
駐車場 公式サイトでは70台と案内されています。
トイレ・炊事場 公式PDFでは水道は沢水利用のため、飲用時は煮沸し、飲料水の持参を推奨すると案内されています。登山靴をトイレや炊事場で洗わないよう注意書きがあります。
入浴設備・シャワー 公式ページ上でシャワーや入浴設備の詳細は確認できませんでした。再開後の最新情報を確認してください。
売店・薪や炭 公式ページ上で薪・炭の販売情報は確認できませんでした。必要な燃料は事前準備または予約時確認が安心です。
焚き火 直火は禁止。焚き火をする場合は専用の焚き火台を使用する必要があります。
ゴミ 生ゴミを含めてすべて持ち帰り。
電源 公式ページ上でテントサイトの電源設備は確認できませんでした。
携帯電話の電波 公式案内では確認できませんでした。山中のため、通信状況は現地やキャリアにより変わる可能性があります。
標高・自然条件 標高約500m。山中のため、悪天候時は閉鎖の可能性があり、雨・風・冷え・虫対策は必須です。
アクセス 北関東自動車道「桜川・筑西IC」より約30分、常磐自動車道「土浦北IC」より約50分。県道41号沿いセイコーマート付近の交差点から東へ曲がり車で約15分との案内があります。

最大の難関は、駐車場からの約100m

公式サイトにも、筑波高原キャンプ場はオートキャンプ場ではなく、駐車場からテントサイトまで徒歩で坂道や階段を登ると案内されている。

この一文。

予約前に読むと、まあ大丈夫でしょと思う。

しかし現地で荷物を背負うと、全然大丈夫ではない。

今回利用した場所までは、駐車場から体感約100mの山道。平地の100mなら散歩である。山道の100mに、キャンプ道具を足すと、突然研修になる。

バックパックを背負い、手にも荷物を持つ。足元は不整地。少し登る。息が上がる。足がもげる。

管理職の会議では「今回は荷物を減らす方針でいきましょう」と自宅で全会一致だった。

現場では即日否決です。

理学療法士目線で言うと、重い荷物を背負った不整地歩行は、平地よりも重心が後ろへ引かれやすい。疲れてくると足元の判断も雑になる。無理に一度で運ぶより、荷物を安定させて、両手をできるだけ空ける方が安全だと感じた。

靴は歩きやすいもの。手袋もあると安心。荷物は「軽い」だけでなく「持ちやすい」ことが大事だった。

ギアを最小限にしたはずだった

今回のテーマは、徒歩搬入キャンプ。

だから事前にギアを並べて、必要なものを厳選した。

椅子や大型テーブルなど、いつものオートキャンプ装備は減らした。タープ、小型テント、マット、調理道具、焚き火関係。必要最小限を目指した装備である。

筑波高原キャンプ場へ持参したバックパックやタープなどのキャンプ装備
必要最小限を目指して選んだ装備。家では軽量化に成功した気がしていた。

しかし、ここに落とし穴がある。

一つひとつは必要に見える。でも、合計すると重い。

水、食料、燃料、焚き火用品。こういう消耗品が、最後にじわっと総重量を押し上げてくる。

バックパックに入ることと、無理なく運べることは別問題だった。

これは学びである。

荷物選びは「使うか」だけでなく、「その重量に見合う働きをするか」で考えるべきだった。

うーんと悩むシュニンニンのイラスト
軽量化したはずなのに重い。なんだこれ。

タープ泊に備え、事前に張り方を練習

タープ泊は、装備を減らせる一方で、設営の自由度が高い。

自由度が高いということは、現地で迷いやすいということでもある。

山の中で初めて張って、風向き、地面、ペグ、ロープ、全部に迷う。

それは普通に怖い。

だから今回は、事前に広い場所でタープの試し張りをした。

キャンプ前に広い場所でタープの張り方を練習している様子
筑波高原キャンプ場へ行く前の事前練習。山中で初本番を迎えないための大事な時間。

ポール、ガイロープ、ペグの位置関係を確認する。タープの向きやテンションのかけ方を試す。

練習で張れたから完璧、ではない。

現地は地面も違う。木もある。傾斜もある。風も違う。

でも、一度張っているだけで、現地での焦りがかなり減る。

管理職で言えば、初めての業務をいきなり本番で振らないのと同じだ。事前に段取りを見ておくだけで、現場の事故は減る。

タープ泊初心者ほど、事前練習はやっておいた方がいい。

山の中に自分の寝床が完成した瞬間

荷物を運び終え、ようやく設営に入る。

ここまでで、すでに一仕事終えた感がある。

でも本番はここから。

タープを張り、その下に小型テントを収める。地面の傾斜、張り綱、雨が降った場合の流れ、風向き。考えることは多い。

オートキャンプのように、車から何でも取り出せるわけではない。忘れ物に気づいても、すぐ便利装備を足せるわけでもない。

だからこそ、完成したときの達成感がすごかった。

筑波高原キャンプ場でタープの下に設営した小型テント
山道を越えて、ようやく完成した今夜の秘密基地。

タープの下に寝床が収まった瞬間、ちょっと胸を張った。

快適装備は少ない。

でも、自分の手で一晩を過ごす場所を作った。

この感覚は、いつものオートキャンプとは違う。

便利さを削った分だけ、達成感が濃くなる。

いいねをするシュニンニンのイラスト
荷物選びは失敗。でも、この秘密基地を完成させた達成感は本物だった。

焚き火と景色で、苦労が報われる

焚き火台に火がついて、ようやく腰を落ち着けた。

山の緑。遠くの景色。鳥や木々の音。

さっきまで「重い」「しんどい」「なんでこれ持ってきた」と心の中で反省会をしていたのに、火を見ていると全部が少しずつゆるんでいく。

不思議である。

筑波高原キャンプ場で山の景色を眺めながら焚き火をしている様子
荷物運びの苦労が、焚き火と山の景色で一気に報われた瞬間。

筑波高原キャンプ場は、公式案内でも直火禁止。焚き火をする場合は専用の焚き火台が必要です。

ゴミも生ゴミを含めてすべて持ち帰り。山の中で楽しませてもらう以上、ここはしっかり守りたい。

便利な設備の多さで測るキャンプ場ではない。

でも、荷物を運んだ人だけが味わえる「ここまで来た感」がある。

これは優勝。

夜に完成する野営感

日が落ちると、昼間とは空気が変わる。

ランタンと焚き火の明かりが、生活の中心になる。

周囲が暗くなるほど、山の中にいる実感が強くなる。

ランタンと焚き火に照らされた筑波高原キャンプ場の夜のタープ泊サイト
夜になると、ランタンと焚き火だけが頼りになる。野営感が一気に増す時間。

ととのったというより、山の中で野生に戻った。

とはいえ、雰囲気だけで突っ込む場所ではない。

虫、冷え、雨、風、足元。夜間に駐車場へ戻る可能性を考えると、ヘッドライトは必須だと思う。

食料やゴミの管理も大事。音も控えめにしたい。

不便さを楽しめる人には魅力的。

ただし、タープ泊初心者が準備なしで挑むと、たぶん心が先に撤収する。

軽量化で失敗したポイント

今回の反省を、未来の自分と読者のためにまとめておきます。

失敗ポイント 何が起きたか 次回の考え方
「使うかもしれない」を残した 必要そうに見える物が積み重なり、総重量が増えた。 念のため装備は原則削る。
一つひとつの重量を把握していなかった 単体では軽く感じても、合計するとしっかり重い。 出発前に総重量で考える。
水・食料・燃料を軽視した 最後に足される消耗品が、想像以上に効いた。 現地購入可否を確認し、必要量を見直す。
バックパックに入れば運べると思った 入ることと、山道を楽に歩けることは別問題だった。 実際の重さで歩く練習をする。
手提げ荷物が増えた 両手がふさがり、不整地での安心感が下がった。 手荷物を極力なくし、荷物を一体化する。
快適性を残しすぎた 快適になるはずの道具が、搬入時には負担になった。 徒歩搬入では快適性より安全に運べる量を優先する。

次回なら、こう改善する

最軽量を競いたいわけではない。

目指すのは、安全に運べて、必要な快適性を残せる重量だ。

  • すべての装備を一度床に並べる
  • キッチンスケールや体重計で重量を測る
  • 装備を「必須」「快適」「念のため」に分ける
  • 「念のため」は原則削る
  • 同じ機能の道具を重複させない
  • 椅子、テーブル、調理器具を小型化する
  • 食事を簡素化する
  • 水や薪を現地で購入できるか事前に確認する
  • 重量物はバックパック内で安定する位置に入れる
  • 手荷物をできるだけなくす
  • 自宅周辺で実際の重量を背負って歩く
  • タープは本番前に最低1回張る
  • 雨天・強風時は無理にタープ泊を決行しない
  • 明るいうちに到着して設営する

特に「自宅周辺で背負って歩く」は大事。

家の中で持った重さと、坂道で背負う重さは違う。

これは現場検証です。管理職、反省しました。

筑波高原キャンプ場が向いている人・慎重に検討したい人

筑波高原キャンプ場は、誰にでも気軽におすすめできる高規格キャンプ場ではありません。サイトや利用条件によって印象は変わりますが、少なくとも今回の体験では「徒歩搬入も含めて楽しめる人」向けだと感じました。

向いている人 慎重に検討したい人
徒歩搬入もキャンプの一部として楽しめる人 車の横にテントを張りたい人
装備を工夫するのが好きな人 大型ギアを多く持ち込みたい人
野営感を重視する人 高規格キャンプ場の設備を求める人
タープ泊やミニマルキャンプに挑戦したい人 準備なしでタープ泊に挑戦しようとしている人
山の自然や静けさを味わいたい人 足腰や体力に不安がある人
多少の不便を達成感へ変えられる人 小さな子ども連れで荷物が多くなりやすい人

周辺の立ち寄り先

筑波高原キャンプ場は筑波山周辺の自然と組み合わせやすい場所です。公式サイトでは、椎尾山薬王院、真壁の町並み、国史跡真壁城跡、五所駒瀧神社、雨引観音、加波山市場などが周辺観光スポットとして紹介されています。

入浴なら、筑波山温泉エリアの日帰り入浴施設を候補にできます。たとえば「筑波山温泉 つくばの湯」は公式サイトで10:00から19:00、最終入館18:00と案内されています。筑波山江戸屋の日帰り入浴は11:30から15:00、受付14:00までの案内です。

買い出しについては、公式アクセス案内に県道41号沿いのセイコーマート付近の交差点が目印として出ています。山に入る前に、水、食料、燃料、虫対策用品などは早めに整えておくのが安心です。

埼玉東部方面から車で向かう場合は、常磐道や圏央道方面を使い、土浦北IC方面から入るルートが現実的です。渋滞や山道の状況で大きく変わるため、所要時間は余裕を持って見てください。

シュニンニン評価

この評価は2023年5月の宿泊体験をもとにした主観です。2026年7月26日現在は再整備工事に伴い利用できないため、再開後は設備や利用条件が変わる可能性があります。

項目 評価 短評
自然・野営感 ★★★★★ 山の中で過ごしている実感が濃い。便利さより野営感を味わう場所。
景色 ★★★★★ 緑と遠景、夜の暗さが印象的。荷物を運んだ後ほど沁みる。
静けさ ★★★★☆ 山の音に包まれる感じが良い。利用日や周囲の状況で印象は変わる。
搬入のしやすさ ★★☆☆☆ 駐車場から徒歩で坂道や階段。軽量化しないと普通にやられる。
設備の充実度 ★★☆☆☆ 高規格を求める場所ではない。飲料水やゴミ持ち帰りなど準備前提。
初心者向け ★★☆☆☆ 準備なしの初心者にはハード。経験者と一緒なら学びは多い。
タープ泊との相性 ★★★★☆ 野営感は抜群。ただし設営練習と天候判断は必須。
達成感 ★★★★★ 荷物を運び、張って、夜を越す。満足度はかなり高い。
再訪したさ ★★★★☆ 再開後、装備を見直してもう一度挑戦したい。次回こそ軽くする。たぶん。

総合評価:86点 / 100点

搬入と設備面は厳しめ。ただし、自然・野営感・達成感はかなり高い。便利なキャンプではなく、自分でキャンプを作る場所として評価したい。

最高と喜ぶシュニンニンのイラスト
軽量化は失敗。達成感は優勝。

FAQ

駐車場からサイトまで荷物を運ぶ必要がありますか?

公式サイトでは、オートキャンプ場ではなく、自動車・バイク等の場内乗り入れはできないと案内されています。また、駐車場からテントサイトまで徒歩で坂道や階段を登るとされています。今回利用した場所までは、体感約100mの山道でした。

キャリーカートは使えますか?

公式サイトでキャリーカートの貸出や利用可否は確認できませんでした。坂道や階段があるため、一般的な平地用カートが使いやすいとは限りません。再開後の最新ルールを予約時に確認してください。

タープ泊初心者でも利用できますか?

準備をすれば挑戦できますが、いきなり本番はおすすめしません。事前に一度タープを張り、ペグ、ロープ、ポールの関係を確認しておくと安心です。雨天や強風時は無理をしない判断も大切です。

焚き火はできますか?

公式案内では直火は禁止です。焚き火をする場合は専用の焚き火台を使用する必要があります。灰や燃え残り、ゴミの処理方法は再開後の最新ルールに従ってください。

荷物はどの程度まで減らすべきですか?

重量の正解は体力や装備によって変わります。まずは全装備を並べて重量を測り、「必須」「快適」「念のため」に分けるのがおすすめです。徒歩搬入では、バックパックに入る量ではなく、安全に山道を歩ける量を基準にしてください。

まとめ:軽量化は失敗。でも、キャンプとしては大成功

今回の筑波高原キャンプ場は、荷物の軽量化という意味では失敗だった。

山道で何度も後悔した。

なんでこれ持ってきた。なんで減らさなかった。自宅の自分、出てこい。

でも、荷物を運び終えて、自分のサイトが完成した瞬間は本当にうれしかった。

焚き火と夜の景色には、運んだ人だけが味わえる達成感があった。

今回の失敗は、次のキャンプ装備を改善する材料になる。

筑波高原キャンプ場は、便利さではなく「自分でキャンプを成立させる面白さ」を感じられる場所だった。

装備の軽量化は失敗。キャンプの満足度は満点。

次回こそ本当に減らします。

たぶん。

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シュニンニンのキャンプ失敗談は、だいたい次のキャンプの燃料になります。

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