ふもとっぱらで整える関係性|同僚キャンプと富士山とギアの距離感

キャンプ場レビュー

【ふもとっぱらで整える関係性】
同僚キャンプ、ギアと距離と富士山と

〜管理職目線のふもとっぱらレビュー〜

ふもとっぱらキャンプ場 富士山とテント

■ 広い、デカい、ふもとっぱら。

ふもとっぱら。言わずと知れたキャンパーの聖地。
誰もが一度は憧れるこのフィールドに、今回は同僚3人と4人で訪れた。

職場では、先輩後輩。上司部下。そこには上下があり、気遣いがある。
でもふもとっぱらでは、「キャンパー仲間」だ。

各々が自慢のギアを披露し、褒め合う。
料理をシェアし、酒を注ぎ合う。
そして、夜はそれぞれソロテントに消えていく。

これが、ふもとっぱら流の「絶妙な距離感」なのかもしれない。

ふもとっぱらキャンプ場 夕暮れのテント

■ 焚き火と富士山。静かで豪華な会話

夜は焚き火を囲みながら、語るでもなく、黙るでもない会話が続く。
炎を見つめながら、同僚の背中越しに富士山が浮かぶ。

いつもは話さないプライベートのこと。仕事の葛藤。夢。
焚き火の炎がそういう話をゆるやかに引き出してくれる。

“部下のグリルの火力が強すぎる”とか、
“主任のマグカップだけでかすぎる”とか、どうでもいい小ネタもいい調味料になる。

焚き火と富士山

■ ふもとっぱら=「等距離コミュニケーション装置」説

実はここ、キャンプ場という名の「等距離コミュニケーション装置」なのでは?
それぞれのテントがちょうど良く離れていて、でも歩けばすぐそこ。

焚き火の煙と富士山の見守りの中で、人間関係がゆるくほぐれていく。
これ、管理職研修とかで使えるのでは…?(※本気)

肩書きも、勤続年数も、役割も、薪の前ではみな平等。
そして、翌朝には煙のように消えていく──それがまた、いい。

■ まとめ:ふもとっぱらは「関係性のサウナ」だった

焚き火で温まり、富士山でととのう。
ふもとっぱらはサウナじゃないけど、心を整えるフィールドだった。

職場での“管理職”という立ち位置から一歩引いたときに、見えてくる景色がある。
それを、この広大な地で感じた。

次に来るときはまたソロかもしれない。
でも、あの夜の距離感と炎の揺れは、きっと忘れない。

朝の富士山とテント


■ ふもとっぱらキャンプ場|基本情報

  • 所在地:〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
  • 公式サイト:https://fumotoppara.net/
  • チェックイン:8:30~17:00
  • チェックアウト:14:00(宿泊の場合)
  • 料金:入場料 大人1,000円、小学生500円+テント持込1張2,000円〜(ソロ・グループ・車中泊など料金体系あり)
  • 区画・サイト:フリーサイト制(区画指定なし)/全面芝生+砂利。車の乗り入れ可、広さは富士山を望む100,000㎡超!
  • 設備:トイレ(洋式・水洗/数カ所に設置)、炊事場(お湯あり・屋根付き)、売店(薪・氷・簡易食材)、シャワー室あり
  • 予約方法:Web予約(予約サイトはこちら

■ 地図

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