【こやなぎ温泉レビュー】昭和ストロング×地域密着|青森市サウナシリーズ
〜ケツ熱対策は風呂イス!? 2歩でドボンの最高導線〜
■ こやなぎ温泉とは?
青い森鉄道「小柳駅」から徒歩数分。街中に突如現れるオレンジ色の建造物、それが「こやなぎ温泉」です。
扉を開けると、気さくなお母さんが笑顔で迎えてくれるアットホームな地域密着温泉。
常連さんの「風呂セット置き」まである、まさに青森市民のリビング的存在です。
■ 浴槽と洗い場
浴室は広々。中央に大浴槽が鎮座し、その周囲をぐるっと取り囲む大量の洗い場。
浴槽の種類も豊富で、
- 熱湯
- ぬる湯
- バイブラ湯
- 電気風呂
- ジェットマッサージ風呂(2種類)
- 水風呂
と、いわゆるコンパクトスーパー銭湯状態。サウナ好きだけでなく、家族利用にも安心な布陣です。
■ サウナ室|昭和ストロング97℃
サウナ室は遠赤外線ストーブを備えた2段コンパクトタイプ。
定員は8人ほど、テレビ付き、そして温度は97℃。はい出ました、ザ・昭和ストロングサウナ。
ただし、ここにはサウナマットはありません。木の座面が丸出しなので、ケツがアツい。
そんな課題を解決するのが、こやなぎ温泉ならではの裏ルール。常連さんたちは体洗い用の小さい風呂イスをサウナに持ち込み、着座しているのです。
「これってアリ!?」と思いつつ、私も真似してみました。
すると――ケツは熱くないし、衛生的にも安心。しかも座面が高くなる分、より熱い!これは嬉しい誤算。
こやなぎ温泉のローカルサウナ文化を体験できる瞬間でした。
■ 水風呂と導線|2歩でドボン
サウナ室を出てたった一歩で水風呂。
汗を流し、さらに一歩でザバッとダイブ。この2歩導線、控えめに言って最高です。
夏は約20℃のぬるめ地下水ですが、冬場はおそらくもっと冷たい。
サイズは3人でいっぱいになる程度。狭いがゆえに、逆に「整いの密度」が濃い。
■ 整いスペース|イス or バイブラ湯フチ
整い椅子は浴室内に1脚、脱衣所に2脚。ただ、水風呂からは少し距離あり。
そこで私のおすすめは――
- 水風呂横の洗い場イスに腰掛ける
- バイブラ湯のフチに座る
このスタイルで十分にととのえました。むしろ、これが青森流“現場整い”かもしれません。
■ まとめ|地域密着スーパー温泉
3セットをさくさくこなして、スッキリととのい完了。
「地域密着、コンパクトスーパー温泉」という表現がぴったりの施設でした。
サウナイス文化や2歩導線は、まさにこやなぎ温泉でしか味わえない体験。青森市サウナ巡りの際にはぜひ立ち寄りたい一軒です。
■ 基本情報|こやなぎ温泉
- 住所:青森県青森市小柳5丁目1-1
- アクセス:青い森鉄道「小柳駅」より徒歩約5分
- 営業時間:5:00〜22:00
- 料金:大人450円、小学生150円、幼児60円
- サウナ:遠赤外線ストーブ/97℃/定員8人前後
- 水風呂:約20℃(地下水・3人サイズ)
- 駐車場:あり
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