休日の“整い”が仕事に効く|管理職こそ必要なサボり力
〜サウナとキャンプは“脳のメンテナンス”〜
「せっかくの休日、気づけば冷えたコーヒー片手にスマホとテレビのループ…」
──これ、心当たりある方。もしかして、脳、壊れかけてませんか?
こんにちは、仕事と家庭とロウリュに追われる男、シュニンニンです。
本日は、現代管理職に忍び寄る“静かなる破壊者”、脳疲労について真面目に語らせてください。
脳疲労、その正体は「DMN」だった
「疲れた〜」と感じたとき、まず思い浮かぶのは肩こり・腰痛・まぶたの重さ…
ですが、管理職が本当に疲れているのは脳。
部下の育成、会議の設計、クレーム処理、上司とのポジショントーク…
──もう、常に頭フル回転。アイドリング?そんなもんありません。
ここで登場するのが、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)。
「何もしていないとき」にも働き続ける脳の裏方部隊です。ぼーっとしているように見えても、脳は8割近くのエネルギーを使っている…というブラック職場顔負けの働きぶり。
つまり、休日にスマホいじってぼーっとしていても、脳はずっと働いてるという地獄。
サウナの“熱”が、DMNを沈黙させる
そんなときこそ、サウナ。
サウナ → 水風呂 → 外気浴という「三種の神器ループ」に入ると、脳はこう叫びます:
あっつ!!!
つめた!!!
きもちぃぃぃ〜〜!!!!
──ここまで感覚に全振りできると、もうDMNさんの出番はありません。
そう、「感覚しか処理できない時間」を持つことで、脳の“背景処理”を強制終了させる。
これが、サウナのすごさ。脳の「再起動ボタン」なんです。
整った先に、仕事の“キレ”が戻る
脳が静まると、今度はCEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)が起動します。
このネットワークは、集中・判断・論理的思考…つまり管理職に必要なスキルの司令塔。
休むことでCENが活性化される。だからサウナは仕事効率化ツールなんです。
……Google Meetに“整い機能”を搭載してほしい。
感覚に浸るなら、キャンプだってある
「いや〜、サウナはちょっと苦手で…」
そんな方にも朗報。五感をフル稼働させるならキャンプも効果絶大です。
- パチパチと鳴る焚き火
- じっくり焼けるブロッコリー
- しみじみ沁みるお湯割り
- 朝日を浴びながら食べるジブリ風朝食
これらすべてが、“脳を使わず、感覚で生きる時間”。
つまり、サウナとキャンプは脳のデフラグなんです。
おわりに|サボってるようで、サボってない
「管理職たるもの、休む暇などない」……そんな昭和マインド、令和には不向きです。
今必要なのは、意識的な“サボり力”。
働き続けるために、あえて“整う”。
部下に優しくするために、まずは自分を労わる。
そうやって、“サボり方”を知っている管理職こそ、長く信頼されると、僕は思うのです。
……ちなみに、次の休みはキャンプ予約済みです(シュニンニン)
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