休日の“整い”が仕事に効く|管理職こそ必要なサボり力

管理職うんちく

休日の“整い”が仕事に効く|管理職こそ必要なサボり力

「休みの日、気づけばスマホとテレビと惰眠で終わっていた…」

──これ、完全に“脳の疲れ”が取れていない休日の過ごし方です。

管理職のみなさん。体よりも、先に脳が壊れてませんか?

管理職の疲れ、その正体は“脳の消耗”

一般的に「疲れた…」と言ったとき、身体的疲労をイメージしがちですが、管理職が最も消耗しているのは、むしろ精神的(脳)な疲労です。

クレーム対応、部下の勤務管理、チームのマネジメント、人間関係、上司との板挟み…

見えないところで、常に“考えつづけている”状態。それが脳疲労です。

脳疲労の正体「DMN」とは?

書籍『医者が教えるサウナの教科書』によると、

脳の疲れの原因は「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)」という脳のネットワークにあるそうです。

このDMN、実は「何もしていない時」にも脳の7〜80%のエネルギーを消費しているというデータも。つまり、ぼーっとしているだけでも、脳はガンガン疲れているんです。

DMNを黙らせる最強の手段がサウナだった

ここで出てくるのが…そう、サウナです。

サウナ→水風呂→休憩というループに入ると、

脳はこうなります。

熱い!
冷たい!
気持ちいい〜〜!!!

もう、「明日の会議資料どうしよう」なんて考えてる余裕ないですよね。笑

この「感覚に全振りする時間」が、DMNを強制的にオフにしてくれる。だから、脳の回復に効くんです。

回復した脳は、仕事のパフォーマンスも上げる

DMNが静かになると、CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)が働きやすくなります。

CENは、論理的思考・意思決定・集中に関わるネットワーク。つまり、仕事のときに活発になっていてほしい部分。

だからこそ、“整い”は翌週の自分を助ける投資なんです。

サウナじゃなくても、感覚に浸る体験が鍵

俳優・磯村勇斗さんも、ドラマの中でこんなセリフを言ってました。

「感覚に入ると、世界が切り替わる。たのし〜〜、気持ち〜〜〜、感動〜〜って。」

まさにこれ。サウナじゃなくても、“感覚の世界に入る時間”が、脳疲労をリセットしてくれる。

キャンプとサウナが、僕の脳の休み方

とはいえ、自宅で寝て回復する日も、もちろんあります。

でも、「思い切って外に出る休日」も、脳には必要なんじゃないかと。

僕にとってそれは、自然と火と、外気浴がある時間──つまり、キャンプとサウナ

サボってるみたいだけど、それが自分にとっては“仕事に戻るための最高の準備”なんです。


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